Xe Biennale de Lyon:現代アートの祭典

Xe Biennale de Lyon
第10回、リヨン・ビエンナーレ
(現代アート・ビエンナーレ)

 

(以下詳細は今年の開催情報になります。)
第14回、リヨン・ビエンナーレ2017年9月から開催
※本文、写真は全て撮影当時の10回目の情報になります

<開催会場>

La Sucrière(2017年9月20から2018年1月7日まで)
Les Docks,47-49 quai Rambaud 69002 Lyon

le mac Lyon(2017年9月20から2018年1月7日まで)
Cité Internationale, 81 quai Charles de Gaulle,Lyon

Le dome(2017年9月20から11月20日まで)
Place Antoinin Poncet ※こちらは入場無料

www.biennaledelyon.com (詳しくはサイトをご覧下さい。)
Tramwey:T1線、Montrochet
月曜休、火〜金11:00~18:00、week-end 11:00〜19:00
Noctunes(7/29、8/13、11/17、12/15)は22:00まで、
会期:現在開催中~2018年1月7日まで 両会場入場可能でBillet:16ユーロ

 

今年で10回目となる大規模な現代アートの祭典。リヨン現代美術館中心とした4つの会場で、来年3月まで同時開催されている。一番南にある会場、ラ・シュクリエールは、90年まで砂糖の工場として使われていた建物を改装したもの。三階に分かれた7000㎡の広々としたフロアには、世界中から集められたトップ・アーティストたちの興味深い作品がほどよい距離感で展示されている。パリのカルチエ財団美術館に展示されていた、女流映画監督、アニエス・ヴァルダのフィルムで作られた‘アニエスの小屋’も、ここで再び見ることができる。近年、開発が目覚しいPerrache駅南部・再開発地区にあるこの建物は、ビエンナーレ終了後、リノベーションされる予定。ラ・シュクリエールの周辺だけを見回しても、モダンな建物が多数建設中。新しいリヨンを楽しむなら、この地区から目が離せない。

 

(写真上)ヴァルダの‘アニエスの小屋’に使われているフィルムは、実際に彼女が監督として撮った映画のもの。

 

(写真上)どこか怪しく、不思議な世界へ誘われる作品。バルセロナのアーティスト、Eulalia Valldoseraの‘Installations 2006-2009’

 

(写真右)ソーヌ川沿いの情緒ある眺めと、グラフィティーや壁画が対比してとても面白い風景が作られている。入り口は、奥の巨大なクレーンを目指して。

(写真左)サンフランシスコのアーティスト、Barry McGeeの‘Installation,2009。トラックの森にグラフティーの言葉?自由な発想がかき立てられる。

 

 

 

 


 

BONZOUR JAPON Nº 18 [古都・リヨンを巡る旅 前編] より

*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。