リヨンならではの自分へのご褒美。

コーディネート/田中敦子, 写真/Mika Inoué, 取材・文/猫沢エミ

Sophie Guyot ソフィ・グイヨ(テキスタイル小物、服)

8 rue Saint Polycarpe 69001 Lyon
Tél:04.72.07.79.60
Métro :A線 Hôtel de ville, C線 Croix-Paquet
月~金/ 10:00~19:00
土・日・祝日定休 8月、12/25~1/1 は休業
http://www.sophieguyot.com(フランス語、英語)

新進気鋭の絹織物デザイナーのお店で、自分にご褒美を。

リヨンまでせっかく来たのだから、上質な絹製品をぜひお土産にしたい。でも、工芸品といえば、どこか古臭いデザインのものが多くて…そんな貴方にぜひお勧めしたいのが、静かなカルチエにひっそりと佇む、デザイナー・ソフィー・グイヨのお店。リヨンでアートの勉強した彼女は、その後イギリスでも修学。「モーリタニアでも10ヶ月勉強したの。そこで染色技術を学んでね。だから私の作品には、エキゾチックな色使いや手法が多く取り入れられている。」とソフィー。現代舞踏の衣装なども多く手がける彼女の絹製品は、ハイセンスで今すぐにでも見につけたくなるかわいさ!小さな工房で染色から縫製までひとつひとつ丁寧に作られる服や小物を、ぜひ自分へのご褒美に。

(写真左)「染色の仕事はなかなか重労働!」と笑うソフィー。現代舞踏の衣装として使われたワンピースと共に。(写真上)薄手の絹を使ったスカーフはお手ごろ価格。どれもかわいくて迷ってしまいそう。(写真左)ソフィーが得意とするストールのコレクションから、こちらがお勧めのbaobabシリーズ。絹の繊維片から作られた柔らかな素材に、美しいプリーツが施されている。お値段は少し張るものの、オールシーズン使えて活躍すること間違いなし!

 


BONZOUR JAPON Nº 19 [古都・リヨンを巡る旅 後編] より

*取材データは最新のものですが、ここで紹介される品物の値段、および各店舗の営業時間・定休日は急に変更されることがあります。また、文章は取材当時のものを使用していますことをあらかじめご了承ください。